2012年3月12日 第24回活動報告
『宮城県七ヶ浜町』

活動目的

今回の活動は、原則として取材活動がメインとなるため、キャラバンは少人数での催行であり、支援物資のお届けやトリミング等の活動は実施していない。 取材活動の目的は、宮城県七ヶ浜町において被災当初からご縁を繋いできた方々に対し、避難所生活から今日の仮設住宅におけるペットとの共同生活について、その経験と環境の変化がもたらした影響についてもう一度ヒアリングし、それを踏まえ、現状の正確な把握とD・O・Gとしての今後の方向性について再考する機会を設けることである。

活動内容

今回は午後からの訪問ということもあり、限られた時間内での活動であった。七ヶ浜町仮設住宅敷地内にて、仮設のラーメン店を開業した岩本氏に、現在の状況と問題点、および今後被災者の方々が向かうべき、メンタリティや経済的自立を含めた方向性についてお話を伺った。

419936_389576547720783_2050612897_nまた、同時に岩本氏が震災当初から今日まで経験した、ペットとの避難生活についてもう一度伺った。岩本氏は、震災時に身重だったダックスフントのオーナーであり、避難所生活の中でペットの出産を経験した。その経験談は、D・O・Gとしてなんらかのカタチで残しておくべきとの我々の考えに基づき、今回の取材にご協力して頂いた。

今後の連携・方向性

岩本氏には、不自由な生活を余儀なくされた被災者としての視点と、避難所でペットと暮らすことに当たり、リーダー的な役割を担うなかで得た経験則を同時に語って頂いた。

いずれも、物理的にも精神的にもギリギリの状態のなかで得た経験則であり、この日に岩本氏に語っていただいた話は、D・O・Gとしても貴重なサンプルであると同時に、後世に残しておくべき事柄であり、それをカタチとして具現化し、広く伝えていかなければならないだろう。また、長期化すると予想される仮設住宅でのペットとの共生についても、当事者としての視点で貴重な話を伺うことができ、仮設住宅内でも精神的な豊かさを失わない為に、今後D・O・Gが提案していくべき支援および施策について、多くのヒントを得ることができた。D・O・Gとしては、ここで得たヒントをもとに、次回からのキャラバン編成および内容に反映させ、具現化していきたいと考える。

文責:村松